私立高校受験が終わりました。終わってすでに半月経っていますが、ここでそのご報告などを。

 今年は高校受験生が4人いましたが、全員、受験学科すべてに合格しました。今年は特待を獲得した生徒も複数おり、特に私立校専願の生徒が皆、特待合格を果たしたことは非常に良かったと思います。特待で学費が抑えられることになりますから、ある意味、これまで塾にかかった費用を取り戻すことができたとも言えます。

 当塾は、立地的な関係もあり、就実高校の受験者が多いのですが、今年は難関のハイグレードコース(学費無料)の合格者も出ました。また、岡山理大高校グローバルサイエンス特別進学(学費無料)の合格者も出ました。立派なものです。

 今年の合格実績は次のとおりです。個人が特定されないよう、ランダムに表記しています。

就実高校ハイグレード
就実高校アドバンス(B特待)
就実高校チャレンジ(C特待)
岡山理大高校グローバルサイエンス特別進学
岡山理大高校グローバルサイエンス進学(S特待)

 当塾では(みっともないので)「○○さん ■■高校合格!」みたいなラベルを表に貼り出したりしません。「抜群の合格実績」などというキャッチフレーズも使いません。受験はあくまで生徒のものであり、学習塾の仕事はそれをサポートすることだからです。どこに合格したかではなく、自分の目標を達成できたかどうかがもっとも重要なことで、それを考えると「○○さん 目標達成!」みたいなラベルが正しいのかも知れません。とは言え、今年の結果は非常に充実したものであって、塾側としても少しは自慢に思っても良いのではないかと感じています。

 特に就実高校のハイグレードコースやアドバンスの特待は難関であり、これまでもあまり合格者はいませんでした。今年首尾よくいったのは、もちろん生徒の実力と頑張りがもっとも大きいのですが、サポートするこちら側もある程度対策が取れるようになったということが大きいのです。これについてはまた稿を改めて紹介しようと思いますが、どの程度できれば合格できるかというデータがわかったことに加えて、問題の対策がしっかり取れるようになったということが上げられます。

 現在、県立高第一志望の生徒が、県立高校の試験に向けて勉強していますが、今のところ順調に進んでおり、当日何かよほど失敗しなければ大丈夫だろうぐらいの感覚で取り組んでいます。あと一カ月、気を抜かずに取り組んで行きたいところです。

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